ソト(soto) (学名:Schinopsis haenkeana、西語:Quebracho del Cerro、Soto)
ウルシ科の木で、ボリビアおよびアルゼンチンで見られる。
激しい干ばつにも耐える。種子の外殻が非常に固く、自然繁殖が困難である。材木や薪炭材として利用される。
国際自然保護連合(IUCN:International Union for Conservation of Nature and Natural Resources)のレッド・リスト(Ver.2.3)で絶滅危惧II類(Vulnerable, VU)に登録されている。
下の写真は、薪炭材採取のため、ほとんどの枝が切り取られているもの(Catana, Chuquisaca, Sucre, Bolivia, 2010)。 この木は老木のため、近いうちに切り倒される運命にある。地元の人は、植林についての知識がなく、自然再生が困難な在来種絶滅の原因となっている。
この種子は、固い外殻で覆われ、自然状態での発芽はほとんどないと言われている。
【参考URL】
http://www.iucnredlist.org/apps/redlist/details/32021/0
http://www.iucn.jp/protection/species/redlist_category.html