ヘンルーダ(ルダ)

ヘンルーダ (学名:Ruta graveolens L.  英語:Common Rue, Rue 西語:Ruda )
科 : ミカン科 Rutaceae
属 : ヘンルーダ属 Ruta
種 : graveolens
 ヘンルーダ はミカン科の常緑小低木。南ヨーロッパ原産で、樹高は70cmから1m位い。半常緑の葉は、淡い青緑色をしている。
 薬用として次の症状に効果があるとされているが、毒性が強いことから、少量使用するなどその用法には注意が必要である。
? 無月経
? 痙攣 消化
? 寄生虫
? 静脈瘤、 痔
? 白斑の治療
? 耳の痛み
? 誘導中絶
? 胃痛
 抽出油は昆虫を撃退する効果があるが、直接皮膚につけると水疱など皮膚障害を起こし、また、長時間日光に当たると紫外線過敏症になる恐れがある。
 アルゼンチンの沿岸部とパラグアイでは、8月1日に、サトウキビから作られた酒カーニャをヘンルーダと一緒に飲む習慣があり、これによりこの月の不運を吹き払うと信じられている。

【撮影】 Paraguay, Dec. 2010, by Nekoshi