ヤコン(Yacon)

ヤコン: 学名:Smallanthus sonchifolius ( Poepp. ) H.Rob. ( syn. Polymnia sonchifolia 西語:Yacon)
 アンデス原産のキク科の多年生植物。イモに似た根菜類で、根塊が食用となる。アンデス原産。インカ帝国の昔から、果物のような野菜として親しまれていた。
 ヤコンの根塊は、イモと同様であるが、生で食べられる。オリゴ糖を多く含み、デンプンをほとんど含まないため、イモとは全く異なった味、食感で、果物の和ナシと歯触りが似ており、みずみずしく、とてもおいしい。収穫したヤコンを数日間日光に当てると糖度が増す。
 日本でも、千葉県等一部の地域で栽培されている。

 道ばたで売っている生のヤコン。皮を剥いただけで、生のまま食べる。とても瑞々しく、食感も味も果物のように感じる。 ただし、果物のような香りや風味は無い。

【写真撮影】 スクレ市近郊、ボリビア、2010、by Nekoshi
【参考URL】
http://es.wikipedia.org/wiki/Smallanthus_sonchifolius