ケツルアズキ(毛蔓小豆): 学名 Vigna mungo (L.) Hepper 、英語:black gram、西語:POROTO MUNGO
ササゲ属(VIGNA)。和名は、ケツルアズキ(毛蔓小豆)またはブラックマッペ。異名としてAZUKI MUNGO、PHASEOLUS MUNGO。スペイン語ではポロト。
ケツルアズキは、古代インドで栽培されていた。原産地は不明。ブラックマッペとも呼ばれ、緑豆(リョクトウ)とともに「もやし」の原料として広く使われている。
食用としての利用の他に、豆科の緑肥として用いられている。
豆類には多くの種類があることから、分類表を掲載した(サイドバーの「図表リスト、文献検索リンク」参照)。
ちなみに、モヤシの原料である緑豆(リヨクトウ)はササゲ属のRADIATA L. (haricot mungo)であり、ケツルアズキとは異なる。
Vigna mungo L.を「もやし豆」と表記している論文がある。
エンドウ属(PISUM)
インゲンマメ属(PHASEOLUS)
ソラマメ属(VICIA)
リュウキュウマメ属(CAJANUS)
フジマメ属(LABLAB)
ヒヨコマメ属(CICER)
レンス属(LENS)
【撮影】 Paraguari, Paraguay 2006, by Nekoshi